喘息・アトピー性皮膚炎

喘息とは

小児喘息のイメージ画像

空気の通り道である気管支が狭くなり、空気が通りにくくなって息が苦しくなる状態を喘息発作と言います。この喘息発作が繰り返し起きる病気が気管支喘息です。小児期は気管支粘膜が未熟なため、アレルギーによる炎症が起こりやすいと考えられています。なお、喘息の発作は生活上の様々な要素が絡み合っています。特に、ハウスダストをはじめとして、下記のような原因が考えられますので、注意してください。

喘息発作を誘発する主な原因

  • ハウスダスト
  • ペットの皮膚(毛やフケ)
  • ダニ
  • カビ
  • タバコの煙
  • 一部の薬(解熱剤など)
  • 精神的ストレス
  • 運動 
  • 車の排気ガス
  • 光化学スモッグ
  • 運動
  • 風邪などの疾患
  • 天気の変化 など

喘息の治療

喘息は、お薬を適正に用いて治療します。症状の無い時にも使用する薬(コントローラー)と、喘息発作時に使用する薬(レリーバー)があります。レリーバーを使わなくても済む状態を目指して、コントローラーを上手に使って治していきます。炎症を抑え、気道の炎症が無くなるまで、しっかりと治療することが大切です。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎のイメージ画像

アトピー性皮膚炎は、痒みのある湿疹が特徴的な慢性皮膚疾患であり、お子様にはよく見られます。体幹や四肢に左右対称に出来ることが多く、症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返します。目や口の周囲、耳、頭、頸部、手や足の関節部など、様々な部位に湿疹ができます。患者様の多くは、皮膚が乾燥しやすい素因と、アレルギーを引き起こしやすい体質を併せ持っています。さらに、食物や花粉などのアレルゲンが湿疹を引き起こす原因となります。

アトピー性皮膚炎の治療

主にステロイド外用薬と非ステロイド外用薬を用いて治療を行います。症状がひどい急性期と症状が安定している維持期とで外用薬の種類や塗る頻度を使い分け、年間を通してお子様の肌の状態を健康に保つ、プロアクティブ療法を当院では心がけています。

なお、ステロイド外用薬に関し、依然として副作用を心配されている方もいらっしゃるようですが、適正に使用することにより、副作用を少なくすることが出来ます。患者様の症状に合わせて使用量などを細かく調節して治療を進めております。アトピー性皮膚炎に関してご質問などがございましたら、お気軽にご相談ください。

院長
原 征資(はら まさし)
診療内容
一般小児科診療、アレルギー疾患、小児健診、予防接種
住所
〒655-0881兵庫県神戸市
垂水区東垂水町菅ノ口650-2
TEL
078-752-6920
アクセス
山陽バス23系 「福田小学校前」バス停すぐ
駐車場あり

◎:水曜午後の診療は15:30~18:00

≪オンライン予約受付時間≫
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休診日:
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